オンライン化が進むミャンマー。参加者100名超えのウェビナー開催レポート(中編)
こんにちは!
さくらコミュニティサービス 海外事業担当の熊谷です。
今日は前回記事の続きです!
前回は、ウェビナー開催にあたり、ミャンマー・日本の集客方法の違いに苦戦しつつも、なんとか170件の事前申し込みを獲得することができた、というところまで紹介いたしました。
今回は、当日のリハーサル~運営について紹介いたします。
こちらもドタバタで、内心ずっとハラハラしていました(笑)
ここでも「ミャンマーあるある」が発見できましたので、合わせて紹介していきます!(^^)/
準備万端!と思いきや・・・
そんなこんなで迎えた当日。
「本当に100名オーバーのセミナーをやるんだ・・・」と思うと、急にあれこれ心配になってきて、3時くらいに目が覚めてしまいました。
何とか1時間程二度寝をして、モヒンガーを食べて目を覚まし、腹をくくってスーツに着替えます。
本日のセミナー会場は、協力先の病院にある会議室。
ちょっと早いかな?と思いつつ、本番の3時間前に現場入りしました。
前日にITチームの人が会場設営と、Webカメラやプロジェクター、音響のチェックをしてくださっていました。
準備万全な会場を見渡して、「こんなに早くても大丈夫だったな~」と一瞬思ったのですが、そこで1点注意事項が告げられます。
「この部屋ではPC1台しか繋げられない」
よくよく聞いてみると、音の問題が原因だという意味だというのが分かってきました。
ハウリングしてしまい、ノイズが生じてしまうから出来ないという説明を受けます。
ミュートにすれば問題ないのでは?と思いましたが、「ミュートにしてもダメ」「昨日何度もやったから間違いない」とのこと。
「いや!そんなことはない!し、それだと困る!」
今回は、ウェビナーではありますが、運営会場でも10名程度の方が直接参加をする予定で、登壇者も1名会場に来るため、ホスト(運営)用のPCと発表者(投影)用のPCを分ける必要があります。
ということで、急遽ITチームとの動作リハーサルを始めました。
先にITチームが前日テストした形で2台繋ぐと、説明のあったとおりハウリングが起きてしまいます。
原因特定は割と容易でした。
マイクはミュートになっているけど、スピーカーが両方ついている!
どういう仕組みでそうなっているか詳しいことは理解していないのですが、コロナ禍で日本でも何度もオンラインmtgを行っていた時の経験から、「他の参加者が近くにいるときはマイクもスピーカーも1台だけで」というのは私にとっては当たり前のこと。
早速片方のスピーカーを消してもう一度テストをすると、今回は問題なく音声を繋ぐことができました。
そういえば、ポールスターでも毎日朝礼をオンラインで実施されているのですが、皆さんが各々のPCで音をつけているので、毎日ハウリングが生じていました。
そのハウリングも日常茶飯事な為か、いつもそのままmtgが続けられています。
もしかすると、ミャンマーではまだハウリング対策までは根付いていないのかも?
身内ならハウリングは「我慢すればよいもの」で、外部が関係するときは「別の部屋でやれば解決する」という認識なのかもしれません。
もし、他の方も同様の認識なら、良い方法があるよ!というのを広く伝えたいです(^-^;
ハウリング問題が解消されたところで、機材との接続などを調整していくうちにあっという間に1時間が経っていました。
そこから日本側とのリハーサルを実施して、更に1時間経過。
いよいよ本番を迎えます!
本番開始。ホストはドタバタ!?
定刻より少し前にzoomをオープンしました。
実は、接続環境などの問題から実際に参加する人数は少ないのでは、という話もあがっていたのですが、続々と参加者がアクセスし、ルームには100名以上の方が集まっていました。
まずは無事に始められそうです。
今回の参加者はミャンマー人が対象ということで、日本人スピーカーが発表するときは通訳が入るという段取りになっていました。
通訳者の方は遠隔参加でしたが、通信状況も良好で、特にラグが発生することなく開会・主催者挨拶が進んでいきます。
ところがここからが試練の始まりでした。
セミナー冒頭にマイクミュートでお願いしますというアナウンスもしていたのですが、途中から参加してくる人も多数いる中で、時折マイクをオンにしてしまう人がいました。
何度か参加者の話し声が入ってしまい、ヒヤッとさせられます。
後でわかりましたがzoomの”ウェビナー”用のプランを購入すれば、指定した人以外はマイクオンの権限がない状態にできるそう。
今回はそのプランではなかった為、ホスト側で手動でミュートにしていきます。
意外とネックになったのが、「全員ミュートにする」というボタンもあるのですが、それをしてしまうと、司会者・登壇者が話しているPCや、通訳者までミュートになってしまうことでした。
ホストはマイクをミュートにすることはできるのですが、ミュートの解除は操作ができません。
そのため、全員ミュートの機能は使わず、常に参加者を画面に表示して、マイクオンの人がいたら1人ずつポチポチとミュートにしていく作戦にしました。
これだけをやっていればいいのであれば難しいことはないのですが、その他にも以下の対応をしていた為、予想以上にてんてこ舞いになっていました。
①待合室の確認と参加許可
→途中参加や接続切れの人の再入室がとても多かった。
開始時の入室をコントロールする為に待機室を設置していましたが、それが良くなかった・・・。
開始後は待機室をなくせるように、パスワードも設定しておく必要がありました。
気づくのが遅かった(-_-;)
②日本側発表者の資料画面共有・操作
→リハの段階で登壇者3名中1名分だけ私が画面共有することに。
1名分だけにしておいて本当によかった・・・。
③時間管理
→アシスタントにタイムキーパーをお願いしていたのですが、そもそも日本のように厳密に時間を管理するということがあまりない為か、対応がうまくいかず、急遽私が対応することに。
もう少し事前確認を念入りにやっておけばよかった(^-^;
④日本側との連絡
→セミナーの裏でプロジェクトのMessengerチームで進行状況の確認や指示を頂いていました。
そんなこんなで、大変失礼な話ですが、スピーカーの発表内容はほとんど頭に入ってこないくらい運営に必死でした・・。
もし次回やるのであれば、もっと役割を分散させて、運営側のリハーサルも前日までに行おうと思います。
ハプニングはまだまだ続く!
いかがでしたでしょうか?
実はもう一つ重大な「ミャンマーあるある」によるハプニングがありました。
今日も長くなったので続きは次回へ。
長編になりますが、次で完結です!
ぜひ最後までご覧いただけると幸いです(^^♪
続きをお楽しみに!
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オンライン化が進むミャンマー。参加者100名超えのウェビナー開催レポート(前編)
こんにちは!
さくらコミュニティサービス 海外事業担当の熊谷です。
この度、オンラインにて「Myanmar & Japan Rehabilitation Seminar 2021」を開催いたしました!
現在、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、ミャンマーでも日本と同じようにセミナーや会議のオンライン化が進んでいます。
通信環境に課題があり、速度・安定性ともに発展途上であるミャンマーですが、今回はそんなミャンマーで100名を超える規模のウェビナー開催に挑戦しました!
個人的には、初めての海外オンラインイベント運営でもあった今回のセミナー。
果たして無事に運営することができたのか・・・?
悪戦苦闘のウェビナー開催の裏側をレポートします!(^^)/
ミャンマーで100名規模のウェビナーをやろう!
本セミナーは、以前ご紹介した、「ミャンマーにおける日本式脳血管疾患リハビリサービスの拠点化創出プロジェクト」の活動の一環として行いました。
(プロジェクトについては以下で紹介しています!)
内容としては、ミャンマー・日本のリハビリの現状と課題や、リハビリ分野へのIT導入について発表を行うと共に、現地の方の医療リハビリに対する意識調査を行うというもの。
この日のために、昨年12月から細かな調整・協議を重ねてきました。
目標集客人数は100名!
しかし、目標値が決まったのちに、現地協力先から「いっても50名くらいでは?」というコメントを受け、なかなか難しい目標設定であるということが分かってきました。
そもそも100名規模のオンラインセミナーの運営は初めてで、なかなか想像もつきません。
やや不安を抱えながら準備を進めていました。
ミャンマーと日本の違い
集客の過程で、ミャンマーと日本でのやり方の違いを3点ほど見つけました。
1つは広告の内容。
ミャンマーのセミナーチラシは、大変シンプルなものが多い印象です。
今回の開催にあたって、参考としていくつか過去のフライヤーを見てみましたが、セミナー名・日付・登壇者の名前と顔写真くらいのシンプルなものがほとんど。
私たちとしては、どういうプロジェクトで取り組んでいるのか、登壇者はどんな人なのか、どういう人に参加してほしいのか等、セミナーの魅力をしっかり伝えられるチラシにしたい!
ということで、ジャパンスタイルでのチラシ作成となりました。
2つ目の違いは、ミャンマーではzoomのURLやパスワードをチラシ上に記載し、チラシからダイレクトでzoomに入れる仕組みになっているということ。
日本のセミナーは、申込フォーム等から申し込みをするとzoom URLを知らせるメールが届くという流れが多いのではないでしょうか?
私たちも誰が参加するのか、事前に参加者の属性情報を把握したい!という意図もあり、今回はジャパンスタイルで申込フォームを設置しました。
今回設置したフォームは、名前・性別・職業・メールアドレス等の基本属性調査と、参加理由等の事前意識調査を兼ねた内容。
ところが、いざ集客を開始してみると「チラシにzoomのURLが書かれていないのですが・・・」という問い合わせがきたり、普段メールアドレスを使わない為か、アドレスの入力を間違えていてメールが届かない!など・・・
最終的にはクリアできたのですが、やや苦戦しながらの運用になりました(^-^;
ミャンマーの方にとっては申込フォームが手間になり、そのせいで申込人数が減るのでは?ということも懸念していましたが、幸いそこは問題なく集客できました。
後に調べたところ、あえて外部に申込フォームを置かなくても、zoom上で情報を登録してもらうこともできるようなので、次回があればそちらを運用してみたいと思います!
そして3つ目の違いは、広告宣伝活動において、Facebookがかなり有効であるということ。
以前ご紹介した通り、ミャンマーの2大SNSの1つであるFacebook。
今回の宣伝活動も、Facebookへの投稿と、Messengerでのチラシ拡散がよく使われました。
ミャンマーの方はFacebookで繋がっている人がかなり多いので、これだけでも結構インパクトがあります。
もちろん、プラスアルファで関係者に直接呼びかけを行って頂いた部分もあるのですが、それでもやはりFacebook・Messengerによる拡散力は、集客成功の大きな要因であったと思いました。
ミャンマーで何かを広く周知したい時は、Facebookの活用は必須ですね!
集客結果は・・・
そんなこんなで、約1週間本格的な集客活動に取り組み、初日に50件の申し込みを獲得してからも、順調に申込件数は伸びていきました。
最終申込件数はなんと約170件!
当初目標の100名を大幅に超える申し込みを頂くことができました!
ご協力頂いた皆さんに、この場を借りてお礼申し上げます<(_ _)>
参加者も無事に集まったところで、いよいよセミナー当日を迎えます。
長くなったので、当日の運営については明日紹介します!
続きもぜひお楽しみに(^^♪
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八曜日と名前。ミャンマーネームを考えよう!
こんにちは!
さくらコミュニティサービス 海外事業担当の熊谷です。
先日、foodpandaで初めて日本食を頼んでみました。
「cold ramen」という記載で、写真を見て「冷やし中華かな?」と思って頼んだのですが、どうやら「ラーメンサラダ」だったようです。
思っていたのと少し違いましたが、久々の味噌味と日本のコンビニ食のような感じにちょっと感動しました(笑)
やはりミャンマーだと日本食は割高になってしまうのですが、たまには気分転換に購入してみるのも良いのですね!
さて、今回はミャンマー人の名前事情について紹介します。
ミャンマーではどのように子供たちの名前をつけているのでしょうか?
ここでもまた、日本とは全く異なる文化を垣間見ることができます。
とっても興味深いので、皆さんにもシェアしたいと思います(^^♪
あなたは何曜日生まれ?
皆さんは自分の誕生日が何曜日か知っていますか?
ミャンマー人は、自分が何曜日生まれなのか、ないしは家族や友人が何曜日生まれなのかをよく知っています。
なぜなら、ミャンマーでは、生まれた日の曜日によってつける名前が決まるんです!
曜日 | 頭文字(ビルマ文字) | 例 |
日曜 | 主にア行の字母 | 「アウン」、「エー」、「ウー」 |
月曜 | カ行やガ行などの字母 | 「チョー」、「キン」、「カイン」 |
火曜 | サ行、ザ行、ニャ行などの字母 | 「ソー」、「ニィ」、「ゼー」 |
水曜の午前 | ラ行、ワ行、ハ行などの字母 | 「リン」、「ルイン」、「ウィン」 |
水曜の午後 | ヤ行やタ行の字母 | 「ヤン」、「イェー」 |
木曜 | パ行、バ行、マ行などの字母 | 「ボー」、「メー」、「ピョー」 |
金曜 | ハ行やタ行の字母 | 「へイン」、「トゥー」、「テー」 |
土曜 | タ行、ダ行、ナ行などの字母 | 「ナイン」、「ティン」、「ドゥエー」 |
伝統的なビルマ歴をもとに、1週間を8曜日として、水曜日だけが午前と午後に分かれています。
パゴダと呼ばれる寺院にも、8曜日それぞれの守護動物がまつられており、自分の生まれた曜日の動物のところへお参りに行くそうです。
曜日で付ける名前がある程度決まっている為、後は響きの良いものや、良い意味の名前になるように組み合わせたり、お父さん・お母さんの名前の一部を借りて命名します。
ちなみに、ミャンマーには姓がなく、全てが名前になります。
よくネットで見かけますが、国家最高顧問のアウンサンスーチーさんは「スーチーさん」ではなく、フルネーム(+敬称)で呼ばないと失礼だとされています。
私の名前は「はるか」ですが、日本人で言うと見知らぬ人に「はるさん」と呼ばれるようなものだそうです。
なるほど、それは気をつけねば・・・(-_-;)
曜日によって決まるのは名前だけに留まらず、性格や相性なども曜日である程度分かるのだとか。
日本人で言うと血液型占いが盛んですが、ミャンマーでは曜日占いが主流になっています。
いかに誕生日の曜日が重視されているかが伺えます。
これを機に皆さんも自分が生まれた曜日を調べてみてはいかがでしょうか?(^^♪
時代による変化
ミャンマーの名前事情は、時代により変化しているようです。
現在よく見るミャンマー人の名前は3~4語で形成されています。
ところが、以前は2語が主流だったり、最近では5~6語の名前もあったりと、時代によって変化がみられています。
同居のティリさんに伺ったところ、ティリさんのおばあさんは2語、お母さんは3語からなるお名前なのだそう。(ティリさん自身は3語)
アウンサンスーチーさんは、父親の名前 アウン・サン+父方の祖母の名前 スー+母親の名前 (キン)チーが由来の4語からなるお名前。
アウンサンスーチーさんは全て家族の名前から取っていますが、この他に父親/母親の名前+曜日由来の名前などの組み合わせも一般的です。
なんと最近は5~6語になる名前もあるのだそうで、いくつか例を教えてくれたのですが、長すぎて全く覚えられませんでした・・・(^-^;
父親・母親両方から名前をもらったりすると、語数が増える傾向があるようで、「ティリさんの孫の世代になったら7語とか8語になってたらどうしようね(笑)」なんて笑い話をしていました。
姓・名ではっきりと分かれている日本人の感覚で言うと、何語にするかってそんなに自由に決めていいんだ(笑)と意外に思うのですが、ビルマの伝統を重んじ、父・母への尊敬の念も込められているのだと思うと納得がいきます。
宗教や家族を大事にする人が多いのは、名前の付け方も影響しているのかも?
是非、身近にミャンマー人がいる人は名前の由来を聞いてみてください(^^)/
ミャンマーネームをつけてみよう!
いかがでしたでしょうか?
今回はミャンマー人の名前に関する基本情報をご紹介しましたが、調べてみると「複数の名前を持っている」「〇〇という名前は△△という意味」「自分で敬称をつけて名乗る」など、まだまだ気になる名前事情がたくさんあります。
これは調べ甲斐がありますね・・・とても興味深いです!
自分が生まれた曜日を調べて、ミャンマーネームを考えてみるのも良いと思います。
特に、ミャンマー人にとって日本人の名前は覚えずらいということもあるので、ミャンマーネームで自己紹介をすると覚えやすく、仲を深めるきっかけにもなりそうです。
「私の名前を考えて!」とお願いしてみるのも良いでしょう。
きっと素敵な名前を一緒に考えてくれますよ(^^♪
その際は、教えてくれた方のジャパンネームを一緒に考えても楽しいですね!
ぜひ「名前」をきっかけに現地の方との親睦を深めてみてはいかがでしょうか?
本日もご覧いただきありがとうございます。
明日もよろしくお願いいたします!
〇今日のミャンマー語〇
チャノ/チャマ ナメ△△バー=私の名前は△△です
※男性はチャノ、女性の場合はチャマを使います
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ググらないミャンマー人。ミャンマーの2大SNS影響力とは
こんにちは!
さくらコミュニティサービス 海外事業担当の熊谷です。
「バラウッレー?」「ダーペーバー」「チェーズーティンバーデー」
(「いくらですか?」「これください」「ありがとうございます」)
この3語で露店での買い物も挑戦できるようになってきた今日この頃。
なぜか梨にハマっていて、よく買って帰るのですが、昨日はいつもの果物屋さんがやっていなくて、初めて近所の移動販売(?)で買ってみました。
いつもは1,300チャットで買っていましたが、こちらのお店は1,000チャット!
ちょっとお得に買えてラッキーでした♪
東南アジア慣れしていない日本人には少しハードルが高い気もしますが、少しずつ開拓していくと案外慣れていくのでは?
これから渡航する人はぜひチャレンジしてみてくださいね(^^♪
ミャンマーでSNSといえばかかせないのが「Facabook」と「Viber」。
一時期Googleよりも浸透していると言われていましたが、実際どうなのでしょう?
ぜひご覧ください(^^♪
Facebookアカウント所持率100%!?
スマホが普及したのも2011年の民主化以降のことで、割と最近の話なのです。
現在は日本と同じくらい(それ以上?)スマホが普及し、誰もが1人1台保有している状況。
そして、そのほとんどの人が、FacebookとViberのアカウントを所持しています。
Facebookは言わずと知れたソーシャルメディアの1つですね。
日本では、ビジネスマンや国際交流に関心のある学生等はよく使用している印象がありますが、それ以外の方は「アカウントは持っているけど使い方がわからない」という人も多いかもしれません。
ミャンマーでは個人がアカウントを持っているのももちろんですが、企業やちょっとした飲食店などのお店もFacebookページを保有しており、日常的に、というかかなり頻繁に(笑)更新されています。
ミャンマー人は自撮りや皆で記念撮影をして、Facebookにあげている人が非常に多く、タイムラインにはよく写真が流れてきます。
日本ではそのような場合Instagramを使うことが多いかと思いますが、ミャンマーではInstagramを使用している人は少なく、やはりFacebook派が多いのだそうです。
また、企業は公式ページとしてFacebookページを活用していることも多く、色々な案内もFacebook上で行われています。
他にも色々な人がたくさんの情報をFacebook上で発信しており、ミャンマーではググるよりFacebookで検索をして情報を得る方が多いそうです。
実際、私たちも今回ミャンマーでオンラインセミナーを実施するのですが、集客活動はほとんどFacebookと付随するMessengerでの情報発信で行い、130名近くの方から申し込みを頂きました!
あっという間にたくさんの人に拡散され、想像以上の早さで申込が増えた為、とても驚きました(笑)
見ていると、ほとんどのミャンマー人はFacebookでの友達が数百人いるのが当たり前!
中には友達登録が出来る人数を超過したため、新しいアカウントを作る人もいるのだそう。
ミャンマー人は、直接面識のない人にもどんどん友達申請をしていくスタイルで、友達を増やしているようです。
私もミャンマーに来てから、「友達の友達」らしき方々からよく申請をいただきます。
日本人的な感覚でいくと、なかなか承認しずらい部分もあるのですが・・・(笑)
これがミャンマースタイルなのでしょう。
おかげで投稿への反応(いいねやシェア、コメントなど)も、かなり盛んな印象を受けます。
拡散力・影響力も大きく、ビジネスをやる側もこれは活用せざるを得ませんね。
しばらくFacebookの流行は続きそうな予感です!
Viberって?
もう一つ、ミャンマーで欠かせないのが「Viber」というアプリです。
これは、電話番号を登録することでチャットや通話ができる、というもの。
日本で言うとLINEのような位置づけになるでしょうか。
スマホを持っている日本人のほとんどがLINEを導入しているように、ミャンマーではViberが使用されています。
メールアドレスを持っていない人もいるようで、電話番号だけで登録できるというのが人気の理由の1つになっているようです。
Viberではグループチャットなどもできるので、私も仕事でプロジェクトの人たちに連絡する際はViberでコンタクトを取っています。
ミャンマーの方たちは日頃使い慣れている為か、Viberでの連絡が一番レスポンスが早いかも・・?
LINEのように「既読〇件」のような表示はありませんが、代わりにハートマークが押せるようになっており、何か発信して「チェックしたよ!」という時はハートを付けてもらえることが多いです。
こちらの方が能動的なリアクションなので、LINEやMessengerよりも”見ている感”はあるかもしれません。
ミャンマーでは必ずと言って良いほど使用することになると思います。
ミャンマーへ渡航する際は、ぜひ事前に導入しておくことをお勧めします(^^♪
YoutuberならぬFacebooker?
いかがでしたでしょうか?
ちなみに、Facebookでインフルエンサーとして活躍している人も多いのだそうで、「俳優等ではないが有名な人」もいらっしゃるそうです。
先日、同居のティリさんとミャンマープラザへ買い物に行った際、「あの人!Facebookで見たことがあります。」と教えてくれました。
その人はFacebookでオリジナルのコメディをアップしていることで有名なのだそう。
他にもオリジナルのコンテンツをFacebook上で発信している人が多いようですので、エンターテイメントとして楽しむのも良いのではないでしょうか(^^♪
ミャンマー滞在中、「Facebookやっていますか?」「Viberアカウントは持っていますか?」と聞かれることが結構ありますので、渡航者はぜひアカウントをゲットしておきましょう!
ぜひ、現地での人脈作りに活用していただければと思います!
本日もご覧いただきありがとうございます。
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祝日大国ミャンマー。月の満ち欠けと共に生きる
こんにちは!
さくらコミュニティサービス 海外事業担当の熊谷です。
今日は"Karen New Year"ということで、ミャンマーは祝日となっています。
ミャンマーで3番目に人口の多いカレン族の新年ということで、例年だと式典や催し物が開かれて、各地でお祝いをしているのだとか。
今年はコロナ禍ということもあり、なかなか集会を開けない状況。
静かにお家でお祝いされているのでしょうか?
町の様子は、いつもと変わりがないように見受けられます。
(花を買っている人を数名みかけましたが・・関係あるのかな?)
日本もそうですが、早くコロナが落ち着き、楽しいこと・喜ばしいことを同じ場所で共有できる日が戻ってくるよう、祈るばかりです(>_<)
さて、本日はそんなミャンマーの祝日事情について紹介します。
どんな祝日があるかを知ることで、ミャンマーの文化を垣間見ることができますよ♪
日本と比較しながら見てみましょう!
ミャンマーは祝日大国!?
ミャンマーの紹介に入る前に、日本の祝日が年間何日間なのか、皆さんご存じでしょうか?
2021年日本の祝日は17日間、昨年2020年は18日間でした。(振替休日含む)
これは世界的に見てもかなり多い方のようです。
ネットで「祝日大国」と検索すると、トップに「祝日大国ニッポン」「日本人は休みすぎ」などのタイトルが並びます。
勝手なイメージで、「オーストラリアとか、休み多そう」と思って(笑) 調べてみましたが、なんと9日間だけ!
ゆったりしているイメージがあったオーストラリアですが、実は日本の方が多く休んでいるんですね('Д')
しかし!
そんな日本に隠れて(?)、ミャンマーには日本よりもたくさんの祝日があるんです!
以下の表をご覧ください。
日付 | 曜日 | 祝祭日名称(日本語) | 祝祭日名称(現地語など) |
---|---|---|---|
1月1日 | 金曜 | 新年 | New Year's Day |
1月4日 | 月曜 | 独立記念日 | Independence Day |
2月12日 | 金曜 | 連邦記念日 | Union Day |
3月2日 | 火曜 | 農民の日 | Peasant's Day |
3月26日 | 金曜 | 振替休日(タバウン満月) | Substitution(Full Moon Day of Tabaung) |
3月27日 | 土曜 | タバウン満月 | Full Moon Day of Tabaung |
3月27日 | 土曜 | 国軍記念日 | Armed Forces Day |
3月29日 | 月曜 | 振替休日(国軍記念日) | Substitution(Armed Forces Day) |
4月13~19日 | 火曜~月曜 | 水祭 | Thingyan Water Festival |
4月30日 | 金曜 | 振替休日(労働者の日(メーデー)) | Substitution(Labor Day) |
5月1日 | 土曜 | 労働者の日(メーデー) | Labor Day |
5月25日 | 火曜 | カソン満月 | Full Moon Day of Kason |
7月19日 | 月曜 | 殉難者の日 | Marty's Day |
7月23日 | 金曜 | ワソー満月 | Full Moon Day of Waso |
10月19~21日 | 火曜~木曜 | タディンジュ満月 | Full Moon Day of Thadingyut |
11月17~18日 | 水曜~木曜 | タザウンダイン休日 | Tazaungdaing Holiday |
11月28日 | 日曜 | 国民の祝日 | National Day |
11月29日 | 月曜 | 振替休日(国民の祝日) | Substitution(National Day) |
12月24日 | 金曜 | 振替休日(クリスマス) | Substitution(Chiristmas Day) |
12月25日 | 土曜 | クリスマス | Chiristmas Day |
12月31日 | 金曜 | 年末休暇 | New Year's Eve |
(引用元:https://www.jetro.go.jp/world/asia/mm/holiday.html)
数えるのもちょっと大変ですよね(笑)
これでざっと合計30日間!
プラスアルファでイスラム祝日・ヒンドゥー祝日が加わります。(月齢により現時点では未定)
およそ日本の2倍近く祝日があるという計算になりますね。
調べたところ、なんと昨年2020年から振替休日制度がされたばかりで、おかげで祝日の数がさらに増えているようです。
これぞ真の祝日大国・・・( ゚Д゚)
満月のお祭り
先ほどの表を見て頂くと、満月を祝う祝日がいくつかあるのがわかります。
・タバウン満月
・カソン満月
・ワソー満月
・タディンジュ満月
・タザウンダイン満月
ミャンマー人は敬虔な仏教徒が多く、満月の日を祝うのは、仏教にまつわる慣習なのだそうです。
ブッダが生まれ、悟りを開き、亡くなったのはいずれも満月の夜とされています。
そのため、ミャンマーの満月のお祭りでは、ロウソクの火を灯してお釈迦様をお迎えしたり、ブッダ生誕地の菩提樹に水をかけにいくなど、いずれも信仰の深さが伺える行事が行われています。
祝日じゃない日も、満月の日は大切にされているようです。
年末頃に満月を迎えましたが、その日は「満月だから」ということで、路上のお店はいつもより早く店じまいをしていました。
(そしていつものお店で夕飯を買えなかったというオチです笑)
行事や祭り事としてだけでなく、日頃から宗教に根付いた生活をしており、日本との違いを強く感じた出来事でした。
日本の祝日って・・
いかがでしたでしょうか?
こう考えてみると、日本の祝日は正しく祝われていることが少ないのでは・・?と思います。
日本は「国民の祝日に関する法律」の中で、各祝日の定義が決められていますが、全ての祝日が何を祝っているものなのか、答えられる日本人は少ないのでは?
なんとなくイベント化してしまっている日本の祝日。
これを機に、本来の意味を理解することで、”ただの休み”ではなく、お祝いの気持ち・感謝の心を持って過ごすことができるかもしれませんね。
私もしっかり自国のことを学ぼうと思います!
本日もご覧いただきありがとうございます。
また明日もよろしくお願いします!
〇今日のミャンマー語〇
လပြည့်(ラーピー) = 満月
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灼熱の太陽にご注意を!ミャンマーの日焼け対策
こんにちは!
さくらコミュニティサービス 海外事業担当の熊谷です。
最近、お昼にfoodpandaを眺めるのが楽しくなってきました。
読める文字と知っている料理の名前が増え、自分一人でもミャンマー語のメニューを見ながら注文できるようになりました!
ミャンマーに来て、学生時代ぶりに語学学習の楽しさを体感しています(^^♪
余談ですが、foodpandaのライダーさんは若い人が多いためか、比較的英語が通じます。
いつも家の前に到着すると電話がかかってきて、ミャンマー語で何を言っているかわからないのですが(笑)、こちらが英語で応答すると英語で返してくれます。
文字さえ読めれば外国人でも気軽に使いやすいのでおすすめです♪
さて、今日はミャンマーの日焼け対策事情について紹介します。
特に女性なら日焼けが気になる方も多いのでは?
ミャンマーならではの日焼け対策もありますよ!
しっかり日焼け予防をしつつ、心おきなく現地での仕事に勤しみましょう(^^)/
ミャンマー美人は色白さん
さて、ここでどさんこ女性に朗報です。
ミャンマーに行くとモテますよ!!
・・・というのは半分冗談ですが(笑)
ミャンマーでは、可愛い女性の第一条件は「肌が白いこと」なのだそうです。
どこから得た情報かわかりませんが、日本について知っているミャンマー人は、皆さん口を揃えて「北海道の人は肌が白くて可愛い」とおっしゃいます。
かくいう私も、日本にいて自分の肌が白いと思ったことはないですが、ミャンマーでは色白というカテゴリーに入るのだそうで。
先日ロンジーを買いに行った際も、お店の人に何やらとても可愛がられました(笑)
(日本人は若く見えるのだそうで、色白+若見えのおかげ(?)で「かわいい!」となるようです・・)
そのような文化(?)のせいか、ミャンマー人は日本人よりも日焼け対策をよくしているという印象があります。
皆さんは、ミャンマーの「タナカ」という化粧品をご存じでしょうか?
日焼け止め・ニキビ予防として、タナカという木の粉に水をすり合わせてできた、白っぽいペーストを顔に塗るというのが伝統として根付いています。
今は乾季ではありますが、それでも外を歩いていると、タナカを塗っている女性や子供たちをよく見かけます。
(私はあまり見かけたことないですが、男性も塗るそうです)
私も実際に木から擦って頂き、塗ってみたところ、タナカを塗った部分がひんやりとして気持ちよかったです(^^♪
また、木と水だけという、スーパー天然化粧品でもあり、お肌にも優しいとされています。
スーパー等では、タナカの石鹸や、そのまま顔に塗れるチューブタイプのもの等も売っているので、ミャンマー土産としても有名です。
ミャンマーに来たらぜひ一度は試してみてください!
乾季でも傘は必須
ミャンマー人の日焼け対策として、日傘をさすのも定番の一つです。
日本ではあまり日傘を使わない人も多いかと思いますが、ミャンマーではよく見かけます。
「ミャンマー 渡航 持ち物」等で検索すると、傘が必ずリストに入っています。
これは、雨期は毎日のように雨が降るので必須ということなのですが、乾季にミャンマーに来る場合も日よけとして使えるので来たほうが良いです!
私は日傘は持ってこなかったのですが、雨用の傘を日傘として使っています(笑)
ミャンマーの中でも、ヤンゴンなどは赤道に近く、日差しがとっても強いんです!
確かに日中の日差しは肌に刺さるような感じがあります・・・日焼け止めだけではちょっと不安(^-^;
男性であれば帽子でも問題ないと思いますが、ミャンマーでは女性はほとんど帽子を着用しない為、そういう意味でも傘を持っていくことをおすすめします。
日傘をさすときの注意事項は、車にぶつからないようにすること。
日傘をさして車道を横断する際は、傘をまっすぐ持って視界を保ちましょう。
先日紹介した通り、ミャンマーの車道横断はただでさえ危険なので、傘を傾けて持っていると、猛スピードで近づいてくる車に気がつかず事故に・・・という可能性もあります。
他にも車がすぐ近くを行き交うようなところ、道が狭いところでは一時的に傘を閉じた方が賢明かもしれません。
安全に留意しつつ、日傘を活用しましょうね!
ミャンマー人は美意識高め?
いかがでしたでしょうか?
個人的には、ミャンマー人は男女ともに美意識が高いという印象を受けます。
日焼け対策は、なんなら日本人よりも気をつけているのでは・・・?
街を歩いているとそこらかしこで自撮り・他撮りに勤しむ姿をよく見かけますが、それもなんだか頷けてしまいます。
私もせっかく"色白"と呼んで頂けるので、美意識を高めてミャンマー生活を送りたいと思います(笑)
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明日もよろしくお願いします!
〇今日のミャンマー語〇
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日本は着物、ミャンマーはロンジー。民族衣装を着てみよう!
こんにちは!
さくらコミュニティサービス 海外事業担当の熊谷です。
今日は「成人の日」ですね!
成人を迎えた皆さん、おめでとうございます(^^♪
今年はコロナ禍ということもあり、オンラインで行われたり、会場・時間を分散させて行われる等、いつもと違った様相になりそうですね。
いずれにしても、一生に一度の晴れの日ということで、前撮り・記念撮影等で振袖や袴を着た方も多いのではないでしょうか?
TwitterやInstagramを見ていると、着物を着た若者たちの写真をよく見かけます。
とっても幸せそうな写真ばかりで、他人ながら喜ばしいなあと思いながら眺めていました(^^♪
さて、日本の民族衣装は着物ですが、ミャンマーの民族衣装はどんなものかご存じでしょうか?
老若男女問わず親しまれ、正装としても、普段着としても愛用されているロンジー。
私もチャレンジしてみたので、ぜひ最後までご覧ください(^^♪
ロンジーとは?
ロンジーとは、ミャンマーの民族衣装で、巻きスカートのようなものです。
男性のロンジーのことを「パソー」、女性のロンジーのことを「タメイン」と呼びます。
(スカート状ではありますが、男性も着用します)
日本人が着物を着るのは、今日みたいに何か特別なことがある時ですよね。
成人式・結婚式等の式典の際や、お祭りの時に浴衣・甚平を着るくらいでしょうか。
ミャンマーでは、ロンジーを正装としても着用しますが、普段着としても日常的に使用しているんです!
実際、ヤンゴン空港に到着した時から、ロンジーを見かけない日はないです。
空港スタッフも、道行く人たちも、ロンジーを着て過ごしています。
ミャンマーの子供は小学生~高校生まで(女性はなんと大学生まで!)、ロンジーの着用が義務付けられているそうです。
日本でいう制服みたいな位置づけのようですね。
上は白のシャツ、下は緑色のロンジー、のように色が決められています。
また、社会人になってからも、政府関係者や一部の職種では、制服としてロンジーの色が指定されて色が指定されています。
もちろん正装ですので、それ以外の仕事をしている人もロンジーを着用している人が多いです。
人前で肌を露出させることは良くないとされ、くるぶしまで覆えるロンジーは、その宗教文化に適した格好というわけです。
とりわけ、寺院では足元まで隠れている丈の服装でなければ入場することができません。
外国人は現地でロンジーを購入して着替えることもあるそうですよ。
(ちなみに、2021年1月現在、コロナ対策のため寺院への参拝は禁止されています。
有名なシュエダゴン・パゴダも入場不可。早く状況が落ち着くと良いのですが・・)
他にも柄について、生地についてなどなど、調べれば調べるほど奥深さのあるロンジー。
ただのファッションとしてだけでなく、民族衣装としてのバックグラウンドを知った上で着ると、より楽しめること間違いなしです!
ロンジーを着てみよう!
ミャンマーに来たら、ぜひ一着はロンジーを手に入れてみましょう!
ミャンマー人の中でも、特に若い世代等ではロンジーではなくズボンや普通のスカートを着用している人が増えてきています。
が、それでも日本で来ているような洋服を着ていると結構目立ちます。
休みの日にTシャツ・ジーパンにキャップを被って買い物に行ったら、結構周囲の視線を感じました・・。
(ミャンマーでは女性はあまり帽子を被らないのだそうで、そのせいもあったかもしれない)
ロンジーを着たら、少しは溶け込めるかな・・・?(^-^;
そんなことも思いつつ、単純にとっても綺麗なものが多く、素敵だなぁと思ったので、私もロンジーデビューしてみました!
ロンジーはピンク・オレンジなど、とても華やかな色・柄のものが多く、普段、無地&白・黒・紺等の地味色ばかり着ている私には、結構派手に感じます・・・(笑)
でも、すごく綺麗でとってもお気に入りです!(^^♪
ちなみに、私は日本から持ってきたクロックスを履いていますが、ミャンマー人はビーチサンダルを履いている人がほとんどですね。
また、ワイシャツではなく、エンジーと呼ばれるセットの上着や、ブラウス・Tシャツなどと合わせてきている人が多いでしょうか。
ミャンマースタイルに成りきるにはまだまだのようです(^-^;
今回私が購入したのは、レディーメイド(既製品)で紐が付いているタイプのもの。
「ロンジー 着方」で調べるとたくさん出てくると思うのですが、本来ロンジーは筒状の布で、巻き方にはちょっとしたコツが必要です。
特に女性は、うまく巻かないとほどけてしまう可能性もあるため、写真のような紐つきのタイプや、ホックがついているものが作られているのです。
同居のティリさんに聞いたところ、彼女も紐付きの物を愛用しているようです。
ミャンマー人でも若い世代はロンジーをうまく巻けない人もおり、紐・ホック付のものを使うことがあるのだとか。
外国人向けなのかな?と思っていたのでちょっと意外でした。
ダウンタウンの商業施設等では、外国人向けに販売されているロンジーもありますが、20,000~30,000Ks(1,600~2,500円位)と高価なものが多いです。
私のは近所の洋裁屋さんで7,500Ks(600円位)で購入し、そのままでは長すぎたため、別のお店で長さを整えて貰いました。(+1,500Ks)
地元の人が行くようなお店で買うと、少し手ごろな価格で手に入れられるのでおすすめです。
その他にも、とても綺麗な生地がたくさん売られているので、布だけ買ってクッションカバー等として日本で使うのも良いかもしれませんね!
ぜひミャンマー渡航記念に手に入れてみてはいかがでしょうか?(^^♪
ロンジーを着てみて思うこと
いかがでしたでしょうか?
今回ロンジーを着てみて、調べてみて、自分は日本の着物について全然知らないなと感じました。
着付けも一人じゃ綺麗にできませんし、柄の意味とかも知らない・・・。
せっかくの民族衣装なのにもったいないですよね。
成人を迎えた皆さんも、自分が着た振袖や袴について調べてみるのはいかがでしょうか?
「晴れの日の衣装」で終わらせず、そのバックグラウンドを知ることで、より素敵な日本男児・大和撫子になれる・・・かも(^^♪
本日も最後までご覧いただきありがとうございます。
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〇今日のミャンマー語〇
လုံချည် = ロンジー
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