ついに活動拠点へ!私たちのプロジェクトを紹介します
こんにちは!
さくらコミュニティサービス 海外事業担当の熊谷です。
ミャンマーでは一昨日、26日にヤンゴン市内等の一部の地域で自宅待機措置が解除されました。
ヤンゴンでは比較的コロナ感染者は減ってきているのですが、今度は田舎の方で感染が拡大しているようです。
日本もここ最近は感染者が増えているようですね。
ネットで毎日ニュースをチェックしていますが、やや心配です。
(日本の皆さんも心配だし、自分がちゃんと帰れるかどうかも心配・・)
自粛ムードの年末年始。
くれぐれもコロナにはかからないように、身も心もしっかり休めて、元気に新年を迎えましょうね(^^♪
さて、今回は私がミャンマーで取り組むプロジェクトについて紹介します。
仕事に関する投稿はこれが初めてですね!
これまで、ミャンマー生活に関する投稿ばかりでしたが、決して遊びに来たわけではありません!
本日は、プロジェクトの活動拠点へ初めて訪問したので、その様子と合わせて紹介します!
日本のリハビリサービスをミャンマーへ!
現在、私が携わっているのは「ミャンマーにおける日本式脳血管疾患リハビリサービスの拠点化創出プロジェクト」です。
このプロジェクトは、日本の経済産業省および一般社団法人Medical Excellence JAPANから「令和2年度国際ヘルスケア拠点構築促進事業」として採択を受けて取り組んでいます。
近年のミャンマーにおける死因第1位は脳血管疾患であると言われています。
代表的な疾患として、「脳梗塞」や「くも膜下出血」という名前は皆さんも聞いたことがあるのではないでしょうか?
今回私たちが取り組むのは、そんな脳血管疾患による後遺症をお持ちの患者様に、日本式のリハビリサービスを提供し、現地での拠点化に向けた実証調査を行うというプロジェクトです。
ヤンゴンにある、「OSC Hospital」という病院のリハビリルームをお借りして、1月から脳血管疾患リハビリステーションを開設し、約1ヶ月強の実証調査を行います。
当初は10月からサービス開始予定だったのが、新型コロナウイルスの影響を受けて渡航目途が立たないまま、11月までは遠隔での準備を進めてきました。
そして、9月のプロジェクト発足から、調整を重ねること4ヶ月!
(プロジェクトの準備をし始めた段階から含めると半年以上!)
さらに、12月10日にミャンマー入りを実現し、 2週間におよぶ隔離期間を乗り越えて!!
ついに本日、活動拠点にやってまいりました!!!
サービス開始は1月5日から。
脳血管疾患リハビリサービスの他にも、リハビリ人材の育成やリハビリ支援ソフトウェアに関する実証調査も合わせて行います。
今後、その様子をご紹介する場面も出てくるかと思いますので、どうぞお楽しみに!!
リハビリチームと初顔合わせ
ここからは初日の様子を紹介します!
今回、リハビリステーションでのサービス提供を担当するのは、弊社の日本人セラピスト1名・OSCのセラピスト2名・リハビリ助手2名の合計5名。
今日は、OSCの担当者だけでなく、リハビリ助手の2名とお会いするのも初めてでした。
お二人は、合弁会社Polestar KAIGO Seriviceが運営する介護職業訓練校の卒業生。
コロナ禍に病院勤務ということもあり、少なからず不安もある中かと思いますが、快く今回のプロジェクトに参加してくださいました。(感謝!)
お二人とも日本語はN4レベルで、簡単なやりとりは日本語で行うことができます。
介護については学校で学んでいるものの、リハビリの現場にやってくるのは初めて。
わからないことだらけかと思いますが、お二人ともとても真面目で、打合せ時もよく話を聞き、真剣に取り組んでいる様子でした。
1月から一緒に頑張っていきましょうね!!(^^♪
また、OSCのセラピストの方と、医長とも初めて対面でお会いしました。
遠隔で打合せをしていた時は、ミャンマー人の通訳スタッフを挟んで会話をしていましたが、この日は通訳がおらず、正直少し不安を持ちながら打合せに臨みました。
・・・が、心配ご無用だったようです。
各々の言語スキルはこのような感じ。
結果的に、OSCの方と私が話すときは英語を使い、その他は基本ミャンマー語、たまにリハ助手のお二人に日本語を通訳してもらいながら、通訳なしでもコミュニケーションが取れる体制になりました!
(OSCの方も通訳いらないですね!と仰っていました)
年内はこの調子で準備を進め、年明けからいよいよサービス開始!
なかなか休まらない年末年始になりそうですが、しっかり準備を整えてプロジェクト活動本番に突入していきたいと思います!
年明けからの動向をお楽しみに!
いかがでしたでしょうか?
ちなみに、私はプロジェクト全体の推進マネージャーとして、日本側と連携を取りながら、プロジェクト運営に関する調整や、現地での調査活動を行っていきます。
私自身はリハビリに関する知識は、全く持ち合わせていないのですが、プロジェクトの構想段階から携わらせて頂き、何もかもチンプンカンプンだった当初よりは、理解が進んできました。
なにより、今回は日本での実績を有する協力団体の方々と一緒に取り組んでいますので、色々とご指導いただきながら、引き続きプロジェクトを推進していきたいと思います。
1月はプロジェクトの様子も随時お届けいたしますので、ぜひお楽しみに!
それではまた明日!
〇今日のミャンマー語〇
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