コロナ禍のミャンマー勤務はStay Homeでおとなしく・・・
こんにちは!
さくらコミュニティサービス 海外事業担当の熊谷です。
残る滞在期間もわずかになってきて、「ミャンマーでしか出来ないことをしよう!」という意識が高まってきました。
そして、今日も今日とてfoodpandaでミャンマー料理を頼むのです(笑)
料理の名前が分かれば、基本的な文字は読めるので、ミャンマー語メニューの注文もお手のもの( ^^)v
まだ食べたことがない食べ物もあるので、ぜひ残り期間でレパートリーを増やして帰りたいと思います。
さて、「ミャンマーでしか出来ないこと」と言えば、シュエダゴンパゴダに行ったり、有名な観光地へ行ったり・・・たくさんあると思いますが、残念ながら今回の滞在期間中はどこにも行くことができませんでした。
原因は未だに続くミャンマーのStay Home規制。
今回はStay Home規制の内容とミャンマーの実際の状況について紹介します。
町中で見かける赤い張り紙
ヤンゴンでは現在あちこちにStay at Homeを呼びかける赤い貼り紙が掲示されています。
2020年4月から以下の規制が通達され、変更を加えながら現在まで延長され続けている状態です。
①自宅待機(一部地域)
・原則自宅待機、企業も在宅勤務を行う
・必要物資の購入等で外出するときは人数制限あり
・外出時はマスク着用
②集会禁止
・感染予防・拡大防止に関連する保健・スポーツ省及び保健局の命令及び指示に従わなければならない。(従わない場合はは法的措置実施)
・5人以上で集まってはならない。(一部例外あり)
③ヤンゴン地域夜間外出禁止
ヤンゴン地域において、深夜0時から朝4時まで夜間外出禁止とする。
集会禁止の令もあって、シュエダゴンパゴダを含む寺院等の参拝は禁止となり、現在は敷地内に入ることができません。
その他、公園なども立ち入り禁止となっている他、お土産購入場所として有名なボージョーアウンサンマーケットでもほとんど店を閉めています。
他にも利用できない場所・施設等がたくさんあり、肌感としておおよそミャンマーの旅行ガイドに書いてあるような場所は9割くらい行けなくなっています。
加えて、店内飲食も禁止となっており、一部のホテルなど許可を受けているところを除き、基本は持ち帰って家で食べるというスタイル。
外食をすることも、カフェでゆっくりすることも叶いません。
また、ヤンゴン以外の地区への移動は許可が必要で、基本的には行けません。
首都ネピドーや他の地区も行ってみたい場所はたくさんあるのですが・・・残念ながら今回は行けませんでした(-_-;)
規制に違反すると収容施設に行かなければならないとのことで、その施設も快適な環境ではない為、日本人が連れていかれるとかなり大変なことになります。
ということで、現在のミャンマーは観光は95%できません!(残りの5%は、スーパーでお土産は買えるのと、一部のお土産屋さんに行けるのと、遠目で見れるパゴダの分)
コロナ禍のミャンマー勤務は、残念ながら平日は仕事をして、休日は観光♪みたいな過ごし方はできませんので、観念して仕事に集中しましょう(笑)
Stay Home規制の実態
しかしながら、現地の状況はというと、皆さん外出はしているし、路上店や一部のお店では店内飲食をしています。
規制が打ち出された当初から大分時間が経ち、徐々に皆さんの意識もゆるんできている・・・のかも?
私がミャンマーに到着した頃は、マスクこそしているものの、本来入場禁止であろうインヤー湖の周辺敷地でたくさんの方が日中散歩を楽しんでいました。
今は新しい規制が出されて、公園等には朝の特定の時間帯だけ入場して良いこととなり、それ以外の時間は無人になっています。
また、シュエダゴンパゴダの周辺では、中に入って参拝こそできませんが、敷地の外周にお祈りできる場所があり、そこでお坊さんや一般の方が参拝をしていました。
パゴダの各ゲートは誰も入らないように監視人がいるのですが、そのすぐ横にあるこのスペースで行われている参拝については、特に取り締まりはされていないようです。
規制も大事ですが、やはり信仰を深め、重んじることも大事ですよね。
まだ地方の感染者数は落ち着きませんが、ヤンゴンは2桁台まで減ってきているので、もしかすると規制が解除される日も遠くないかも・・・?
Twitterを見ていると、「ほんとはダメなんだけど寺院入れてくれた」という投稿もパラパラと見かけます。
そういうケースが増えることで、規制が解除される前に、徐々に解除されたも同然な生活に戻っていくのかもしれません。
いずれにしても、規制の有無にかかわらず、引き続きマスクの着用・ソーシャルディスタンスの確保・手指の消毒などに取り組み、安全にいつもの生活を送れるようになるよう祈っています。
ぜひリベンジを
いかがでしたでしょうか?
仕事で来ているんだから仕事に集中!、という観点では完璧な環境だと思います(笑)
また、ガイドブックで見るようなミャンマーではなく、ローカルの生活に目を向けやすい環境でもあるのかもしれません。
それに、考え方によっては観光するより、今のミャンマーの姿を見れる方がレアかも?
私も短い期間の滞在ではありましたが、コロナ禍の渡航で本当に貴重な経験をさせて頂き、たくさんの思い出ができました。
いつかコロナが落ち着いたら、今度は遊びに来られるように、まずは仕事を頑張りたいと思います(^^♪
本日もご覧いただきありがとうございました!
残り期間わずかですが、是非引き続きお付き合いください(^^♪
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