はるかのミャンマー滞在記~アフターコロナも海外で働こう!~

★2020年12月10日~2021年2月まで毎日更新★ コロナ禍にミャンマーへ渡航!現地の様子をリアルタイムでお届けします!

ミャンマーから水際対策強化中の日本へ!帰国レポート【施設待機編】

こんにちは!

さくらコミュニティサービス 海外事業担当の熊谷です。

 

前回まではミャンマーから水際対策強化中の日本へ【出国編】【入国編】をお届けしました。

scshd-global.hatenablog.com

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前回は、入国後の検疫を終え、(出国前72h以内のPCR検査を受けていない為に)検疫所が指定する宿泊施設に向かうバスへ乗ったところで終わっていたので、今回はその続きになります!

この"検疫所が確保する宿泊施設等"の利用に関する事前情報が少なく、帰国前の不安要素の1つになっていました。

宿泊先によって対応が異なるかもしれませんが、今回は私の場合どうだったのかをレポートしていきます!

 

厳重体制のホテル移動

 

検疫所指定のバスに乗り込むと、全面的にビニールで養生されており、ミャンマー入国時ぶりにここまで厳重なコロナ対策を見た気がします(^^;)

窓にも何か貼ってあるのか、両サイドの窓から外は全く見えないようになっていました。

もちろん運転手の方も、防護服を着込んでいます。

 

飛行機到着後~検疫所を抜けるまでは、係の方はほとんど防護服などの着用はされておらず割と軽装で、感染対策の仕切りも簡易的なものだったので、日本到着後は後にも先にもこのバスより厳重な対策をしているところはありませんでした。

 

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そうしてバスに乗り込み、移動すること約10分。

バスが停車しても、係の人が来るまでは席で座って待っているようアナウンスがあります。

ホテルでの受付は本来一人ずつ案内されるそうですが、今回このバスで来たのは私と一組の家族だけだったので、私は一人で、ご家族の方達は全員まとめて受付することになりました。

 

チェックインは、通常のデスクではなく、入口付近に専用の簡易デスクが設けられていました。

空港で陰性印をもらった健康票と、滞在中の誓約所をホテルの方に渡し、健康票はその場で返却、誓約書は厚労省へ原本提出のため、ホテルで一度預かって退所日にコピーを返してくれるということでした。

滞在中、原則部屋から出てはいけないこと、毎日検温を行い報告すること等、いくつか注意の説明を受けて、滞在のしおりと体温計を受け取ります。

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受け付けは以上で終わり、最後に夜食を受け取って部屋に向かうようにということでした。

この時すでに22時を過ぎており、15時頃に機内食を食べてから何も食べておらず、20時に着陸後も検疫で空港にいるあいだ何も食べていなかったので、夜食を頂けて良かったです・・・。

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部屋への移動は、特にビニールでの養生などはされておらず、その代わりエレベーターに乗る際は係の人が操作盤を動かすので、宿泊者は触らないようにとだけ言われました。

 

宿泊階に到着すると、廊下には各部屋の前に椅子が並んでいました。

恐らくこの階は全て待機者用の客室なのだろうと思います。

 

後日、たまたま向かいの部屋の人を見かけたのですが、見た感じ欧米系の方でした。

滞在のしおりには、イギリスや南アフリカなどコロナ変異種が見つかった国からの入国者向けの案内も記載されていたので、もしかするとそのような方達と同じ宿泊施設に泊まる可能性もあるかもしれません。

 

とはいえ、自室のドアにも「自分の部屋から出ないでください」と大々的に書かれていますし、割と頻繁に検疫所の方も様子を見に来ているようで管理もしっかりしていたので、ほぼほぼ人と接触したり感染するような危険はないのかなと思います。

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左:検疫所手配の宿泊先の部屋 右:部屋のドアに貼ってあった紙

このときすでに22時半頃でしたが、到着当日から検温を行うよう案内があったので、眠い目をこすりながら体温を測ります。
ホテルへの報告は、報告用の専用チャットにアクセスして、体温やその他の諸症状がないかどうかを入力・送信すればOK。

ちなみにこれは、厚労省へのLINEでの体調報告とは別途行わなければならず、以降は毎朝8時頃に検温をして、同じくチャットで報告をしていくことになります。

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検温を済ませ、夜食も食べて、その日はすぐに眠りにつきました。


久しぶりの蚊もいない、謎の虫に全身を刺されることもない夜。

朝までぐっすり眠ることができ、あらためて「日本に帰ってきたんだなぁ」と実感がわいた初日でした。

 

あっという間の3日間

 

翌日からは、大体決まった時間にお弁当が配布され、朝・昼・晩を提供して頂きながら過ごしました。

お弁当を配る前に館内放送が流れ、配布中は部屋から出ないようにアナウンスされ、ホテルの方が配布し終わると、再度館内放送で配布完了の案内がされ、それを合図にお弁当を取りに行きます。

 

他の部屋の前には椅子が置いてあったのですが、私の部屋の前には椅子がなく、お弁当はいつも部屋のドアノブにかけてありました。

お弁当+果物ジュース+お茶+味噌汁が基本のセットで、たまに果物やサラダがついてきました。

お部屋にはミネラルウォーター等はなかったのですが、滞在のしおりを見る限りだと、頼めば貰えるようです。(私は特に気にならなかったのでお風呂場で水を汲んでいましたが・・)

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ここでの待機中ももちろん日中はリモートワークをしていて、周りには「大変でしょう」等と言われていたのですが、ミャンマーにいた時の待機期間に比べれば、3日間なんて全然へっちゃらでした!(笑)

ただ、日本人には問題ないと思いますが、客室やお風呂場の広さは日本サイズになっているため、入国したばかりの外国人には少し大変だったかもしれません(^^;)

 

そして、入国の翌日から3日目(私の場合1/30入国→2/2)の朝。

朝食の代わりに、ドアノブにはPCR検査の検査キットが入った袋がかけられており、各自7時半までに自室で唾液を採取し、パスポートを手元に用意して待機します。

しばらくすると、部屋のドアがノックされ、防護服姿の係員に検査キット・パスポートを渡しました。

 

PCR検査の前は食事が禁止されている為、全室のPCR検査キットの回収が終わってから、この日は少し遅めの時間に朝食が配布されました。

その後、お昼頃に部屋の電話がなり、検査の結果、陰性だったので本日退所が出来ますと連絡を受けました。

 

私の滞在先では、15時と18時に成田空港・羽田空港行きのバスを出しているほか、宿泊者の次の滞在先への移動方法に応じてチェックアウト時間を決められるようでした。

私は17時までは仕事があったので、18時のチェックアウトにしてもらいました。

 

時間になると、内線で電話が来て、ロビーに来るように案内されます。

誓約書の返却と、厚労省のフォローアップLINEカウントが登録されているかどうか、COCOA(コロナ陽性者との接触確認アプリ)が入っているかどうか確認され、OKであればチェックアウト完了です。(宿泊費用等、支払いはありません)

 

ここからは入国後14日間の待機期間の内、残りの11日間を自身が手配した宿泊施設(または自宅等)で過ごすことになります。

また長くなったので今日はこの辺で!次回に続きます。

 

絶賛待機中!

 

いかがでしたでしょうか?

 

ということで、本日もこのブログは待機先の宿泊施設から更新しています。

11日間同じホテルで過ごすというのは、私の人生史上最長かもしれません・・・(笑)

こうも短期間で生活環境が変わると、自覚はなくてもストレスが溜まるそうなので、引き続き体調には留意をして過ごしたいと思います。

 

寒くなってきたので、皆さんもお体にお気をつけてお過ごしくださいね(^^♪

それではまた次回の更新をお楽しみに!

 

 

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