はるかのミャンマー滞在記~アフターコロナも海外で働こう!~

★2020年12月10日~2021年2月まで毎日更新★ コロナ禍にミャンマーへ渡航!現地の様子をリアルタイムでお届けします!

withコロナ時代の海外渡航者が気をつけたい体調管理[前編]

こんにちは!

さくらコミュニティサービス 海外事業担当の熊谷です。

 

今日は朝食を食べているときに、ホテルの方の”粋なはからい”を見つけました。

 

「キウイが花形になってる!」

 

今日だけだったのか、前からそうだったけど気づかなかっただけなのか・・・

朝から四葉のクローバーを見つけたような幸せを感じることができました(^^♪

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さて、今回のテーマは体調管理です。

実は私、滞在6日目にしてがっつり体調をくずしました(-_-;)

幸い、コロナの症状ではないと思われ、薬を飲んで回復してきましたが、ピーク時は相当不安を感じたというのが正直なところです。

 

今日は、そんな私の体験談と反省を踏まえつつ、この時期だから気をつけたい体調管理方法について、前編・後編に分けてお伝えします!

 

ミャンマー渡航に腹痛はつきもの?

 

ミャンマー渡航前によく「胃薬を持っていきなさい」と言われたのを覚えています。

 

ミャンマーは食事が脂っこいということや、水の衛生状況が悪いことなどが主な理由。

屋台などもたくさんありますが、お店によっては衛生状態があまりよくなく、お腹が弱い人は食べない方が良いという話も聞きました。

 

「一度はお腹壊すから、覚悟しておいて」

 

そう言われて、「腹痛はよく聞くことだし、なるときはなるから、仕方ないよなぁ。」と、どこか楽観的に捉えていた私。

一応、渡航前にドラッグストアで薬を購入し、あとは屋台の水や食べ物に注意していれば大事には至らないだろうと見込んでいました。

 

そして、そんな楽観的な考えが悪夢を呼ぶのです・・・。

 

もう無理!!でも・・・

 

「ん・・・?なんか変だな」

 

仕事を終えた午後7時頃、みぞおちのあたりに違和感を感じました。

少し休もうとベッドに横になると、その違和感は徐々に痛みに変わっていきます。

そして・・・

 

キューーーーーーッッ

 

「う・・・・・・・っ!?」

 

胃をねじられたかのような痛みが走り、思わず悶絶。

これが悪夢のはじまりでした。

 

少したって痛みは引いたものの、しばらく立たないうちに再度同じ痛みが襲い、時間が経過するごとに痛みの度合いと長さが増していきます。

猛烈な痛みが襲い、一度落ち着いて、さらに強い痛みが襲う・・・。

 

初めは「なんのこれしき・・・!」と耐えていた私ですが、やむ気配のない痛みに徐々に不安が募ってきます。

しきりに「みぞおち 痛み 原因」などと検索し始めますが、思い当たるフシがなく、更に不安を加速させる悪循環。

「変なものは食べていないし、もしかして病気・・・?」などと色々考え始め、痛みと不安で限界を迎えはじめていました。

 

しかし・・・

 

頭によぎるのは”今自分は施設隔離中である”ということ。

「もしこれが原因で隔離期間が延長したら?」

「せっかく色んな人の協力でここまで来たのに、活動できなくなったらどうしよう?」

 

そう思うと、ホテルの人を呼ぼうにもなかなか呼べず、そこうしているうちに2時間が経過していきました・・・。

 

遅すぎたSOS

 

ついに限界を迎え、枕元の電話機に手を伸ばしたのは22時頃でした。

 

痛みのあまり、意識が朦朧とし始めるなかで、かろうじて「stomach ache(腹痛)」と伝えます。

いつから?どこが痛むか?どういう痛みか?食事は?等と英語で聞かれ、途切れ途切れに答えていきました。

 

日本語ができるスタッフとドクターに連絡してみるということで一度電話が切れますが、「夜中なので来てもらうことは出来なかった」と再度連絡が入ります。

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代わりに、ドクターの指示で、痛み止めの薬を持ってきてくださいました。

海外の薬は飲んだことがなく、少し警戒したものの、緊迫した中で選択肢は他にありません。

服薬後30分程度で痛みが緩和し、なんとか目を閉じていられるくらいにおさまってきたところで眠りにつきました。

 

こうして、数時間おきに目が覚めながらも、無事に朝を迎えられたのでした。

 

もっと早く連絡していればよかった!

 

翌日、早々に日本語を話せるスタッフとドクターが部屋に来てくださり、あらためて症状について説明をしました。(やはり日本語だと安心・・・)

 

私が心配していたような隔離期間の延長はなく、早々に薬とお腹の調子を考慮した食事メニューの手配をしてくださいました。

 

また、同じく翌朝に、日本にいる上司とも連絡がつき、色々と助言を頂けました。

一度、午後9時頃に連絡を試みたのですが、日本は2時間半の時差があるため午後11時半。

私が無駄な我慢をせずにすぐ連絡していれば、夜のうちに相談して対応ができたかもしれません。

 

結論:「コロナ禍だろうが、なんだろうが、困ったときはすぐSOSを!」

 

特に、慣れない海外渡航だと、日本の感覚で過ごしていると痛い目をみます。

自分だけでなんとかしようとせず、素直に周りへ伝え、即対応しましょう!

 

前編はここまで。

次回は、今回の体調不良の原因と、予防策や事前の備えについて紹介します。

後編もぜひご覧ください!

  

〇今日のミャンマー語

နေမကောင်းပါဘူး။(ネーマカウンバーブー)=具合が悪いです

 

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