はるかのミャンマー滞在記~アフターコロナも海外で働こう!~

★2020年12月10日~2021年2月まで毎日更新★ コロナ禍にミャンマーへ渡航!現地の様子をリアルタイムでお届けします!

祝日大国ミャンマー。月の満ち欠けと共に生きる

こんにちは!

さくらコミュニティサービス 海外事業担当の熊谷です。

 

今日は"Karen New Year"ということで、ミャンマーは祝日となっています。

ミャンマーで3番目に人口の多いカレン族の新年ということで、例年だと式典や催し物が開かれて、各地でお祝いをしているのだとか。

 

今年はコロナ禍ということもあり、なかなか集会を開けない状況。

静かにお家でお祝いされているのでしょうか?

町の様子は、いつもと変わりがないように見受けられます。

(花を買っている人を数名みかけましたが・・関係あるのかな?)

 

日本もそうですが、早くコロナが落ち着き、楽しいこと・喜ばしいことを同じ場所で共有できる日が戻ってくるよう、祈るばかりです(>_<)

  

さて、本日はそんなミャンマーの祝日事情について紹介します。

どんな祝日があるかを知ることで、ミャンマーの文化を垣間見ることができますよ♪

日本と比較しながら見てみましょう!

 

ミャンマーは祝日大国!?

 

ミャンマーの紹介に入る前に、日本の祝日が年間何日間なのか、皆さんご存じでしょうか?

 

2021年日本の祝日は17日間、昨年2020年は18日間でした。(振替休日含む)

これは世界的に見てもかなり多い方のようです。

 

ネットで「祝日大国」と検索すると、トップに「祝日大国ニッポン」「日本人は休みすぎ」などのタイトルが並びます。

勝手なイメージで、「オーストラリアとか、休み多そう」と思って(笑) 調べてみましたが、なんと9日間だけ!

ゆったりしているイメージがあったオーストラリアですが、実は日本の方が多く休んでいるんですね('Д')

 

しかし!

 

そんな日本に隠れて(?)、ミャンマーには日本よりもたくさんの祝日があるんです!

以下の表をご覧ください。

 

日付 曜日 祝祭日名称(日本語) 祝祭日名称(現地語など)
1月1日 金曜 新年 New Year's Day
1月4日 月曜 独立記念日 Independence Day
2月12日 金曜 連邦記念日 Union Day
3月2日 火曜 農民の日 Peasant's Day
3月26日 金曜 振替休日(タバウン満月) Substitution(Full Moon Day of Tabaung)
3月27日 土曜 タバウン満月 Full Moon Day of Tabaung
3月27日 土曜 国軍記念日 Armed Forces Day
3月29日 月曜 振替休日(国軍記念日) Substitution(Armed Forces Day)
4月13~19日 火曜~月曜 水祭 Thingyan Water Festival
4月30日 金曜 振替休日(労働者の日(メーデー)) Substitution(Labor Day)
5月1日 土曜 労働者の日(メーデー Labor Day
5月25日 火曜 カソン満月 Full Moon Day of Kason
7月19日 月曜 殉難者の日 Marty's Day
7月23日 金曜 ワソー満月 Full Moon Day of Waso
10月19~21日 火曜~木曜 タディンジュ満月 Full Moon Day of Thadingyut
11月17~18日 水曜~木曜 タザウンダイン休日 Tazaungdaing Holiday
11月28日 日曜 国民の祝日 National Day
11月29日 月曜 振替休日(国民の祝日 Substitution(National Day)
12月24日 金曜 振替休日(クリスマス) Substitution(Chiristmas Day)
12月25日 土曜 クリスマス Chiristmas Day
12月31日 金曜 年末休暇 New Year's Eve

(引用元:https://www.jetro.go.jp/world/asia/mm/holiday.html) 

 

数えるのもちょっと大変ですよね(笑)

これでざっと合計30日間!

プラスアルファでイスラム祝日・ヒンドゥー祝日が加わります。(月齢により現時点では未定)

 

およそ日本の2倍近く祝日があるという計算になりますね。

調べたところ、なんと昨年2020年から振替休日制度がされたばかりで、おかげで祝日の数がさらに増えているようです。

 

これぞ真の祝日大国・・・( ゚Д゚)

 

満月のお祭り

 

先ほどの表を見て頂くと、満月を祝う祝日がいくつかあるのがわかります。

 

・タバウン満月

・カソン満月

・ワソー満月

・タディンジュ満月

・タザウンダイン満月

 

ミャンマー人は敬虔な仏教徒が多く、満月の日を祝うのは、仏教にまつわる慣習なのだそうです。

ブッダが生まれ、悟りを開き、亡くなったのはいずれも満月の夜とされています。

そのため、ミャンマーの満月のお祭りでは、ロウソクの火を灯してお釈迦様をお迎えしたり、ブッダ生誕地の菩提樹に水をかけにいくなど、いずれも信仰の深さが伺える行事が行われています。

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祝日じゃない日も、満月の日は大切にされているようです。

年末頃に満月を迎えましたが、その日は「満月だから」ということで、路上のお店はいつもより早く店じまいをしていました。

(そしていつものお店で夕飯を買えなかったというオチです笑)

 

行事や祭り事としてだけでなく、日頃から宗教に根付いた生活をしており、日本との違いを強く感じた出来事でした。

 

日本の祝日って・・

 

いかがでしたでしょうか?

 

こう考えてみると、日本の祝日は正しく祝われていることが少ないのでは・・?と思います。

日本は「国民の祝日に関する法律」の中で、各祝日の定義が決められていますが、全ての祝日が何を祝っているものなのか、答えられる日本人は少ないのでは?

 

なんとなくイベント化してしまっている日本の祝日。

これを機に、本来の意味を理解することで、”ただの休み”ではなく、お祝いの気持ち・感謝の心を持って過ごすことができるかもしれませんね。

 

私もしっかり自国のことを学ぼうと思います!

 

本日もご覧いただきありがとうございます。

また明日もよろしくお願いします!

 

〇今日のミャンマー語

လပြည့်(ラーピー) = 満月

 

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