日本は着物、ミャンマーはロンジー。民族衣装を着てみよう!
こんにちは!
さくらコミュニティサービス 海外事業担当の熊谷です。
今日は「成人の日」ですね!
成人を迎えた皆さん、おめでとうございます(^^♪
今年はコロナ禍ということもあり、オンラインで行われたり、会場・時間を分散させて行われる等、いつもと違った様相になりそうですね。
いずれにしても、一生に一度の晴れの日ということで、前撮り・記念撮影等で振袖や袴を着た方も多いのではないでしょうか?
TwitterやInstagramを見ていると、着物を着た若者たちの写真をよく見かけます。
とっても幸せそうな写真ばかりで、他人ながら喜ばしいなあと思いながら眺めていました(^^♪
さて、日本の民族衣装は着物ですが、ミャンマーの民族衣装はどんなものかご存じでしょうか?
老若男女問わず親しまれ、正装としても、普段着としても愛用されているロンジー。
私もチャレンジしてみたので、ぜひ最後までご覧ください(^^♪
ロンジーとは?
ロンジーとは、ミャンマーの民族衣装で、巻きスカートのようなものです。
男性のロンジーのことを「パソー」、女性のロンジーのことを「タメイン」と呼びます。
(スカート状ではありますが、男性も着用します)
日本人が着物を着るのは、今日みたいに何か特別なことがある時ですよね。
成人式・結婚式等の式典の際や、お祭りの時に浴衣・甚平を着るくらいでしょうか。
ミャンマーでは、ロンジーを正装としても着用しますが、普段着としても日常的に使用しているんです!
実際、ヤンゴン空港に到着した時から、ロンジーを見かけない日はないです。
空港スタッフも、道行く人たちも、ロンジーを着て過ごしています。
ミャンマーの子供は小学生~高校生まで(女性はなんと大学生まで!)、ロンジーの着用が義務付けられているそうです。
日本でいう制服みたいな位置づけのようですね。
上は白のシャツ、下は緑色のロンジー、のように色が決められています。
また、社会人になってからも、政府関係者や一部の職種では、制服としてロンジーの色が指定されて色が指定されています。
もちろん正装ですので、それ以外の仕事をしている人もロンジーを着用している人が多いです。
人前で肌を露出させることは良くないとされ、くるぶしまで覆えるロンジーは、その宗教文化に適した格好というわけです。
とりわけ、寺院では足元まで隠れている丈の服装でなければ入場することができません。
外国人は現地でロンジーを購入して着替えることもあるそうですよ。
(ちなみに、2021年1月現在、コロナ対策のため寺院への参拝は禁止されています。
有名なシュエダゴン・パゴダも入場不可。早く状況が落ち着くと良いのですが・・)
他にも柄について、生地についてなどなど、調べれば調べるほど奥深さのあるロンジー。
ただのファッションとしてだけでなく、民族衣装としてのバックグラウンドを知った上で着ると、より楽しめること間違いなしです!
ロンジーを着てみよう!
ミャンマーに来たら、ぜひ一着はロンジーを手に入れてみましょう!
ミャンマー人の中でも、特に若い世代等ではロンジーではなくズボンや普通のスカートを着用している人が増えてきています。
が、それでも日本で来ているような洋服を着ていると結構目立ちます。
休みの日にTシャツ・ジーパンにキャップを被って買い物に行ったら、結構周囲の視線を感じました・・。
(ミャンマーでは女性はあまり帽子を被らないのだそうで、そのせいもあったかもしれない)
ロンジーを着たら、少しは溶け込めるかな・・・?(^-^;
そんなことも思いつつ、単純にとっても綺麗なものが多く、素敵だなぁと思ったので、私もロンジーデビューしてみました!
ロンジーはピンク・オレンジなど、とても華やかな色・柄のものが多く、普段、無地&白・黒・紺等の地味色ばかり着ている私には、結構派手に感じます・・・(笑)
でも、すごく綺麗でとってもお気に入りです!(^^♪
ちなみに、私は日本から持ってきたクロックスを履いていますが、ミャンマー人はビーチサンダルを履いている人がほとんどですね。
また、ワイシャツではなく、エンジーと呼ばれるセットの上着や、ブラウス・Tシャツなどと合わせてきている人が多いでしょうか。
ミャンマースタイルに成りきるにはまだまだのようです(^-^;
今回私が購入したのは、レディーメイド(既製品)で紐が付いているタイプのもの。
「ロンジー 着方」で調べるとたくさん出てくると思うのですが、本来ロンジーは筒状の布で、巻き方にはちょっとしたコツが必要です。
特に女性は、うまく巻かないとほどけてしまう可能性もあるため、写真のような紐つきのタイプや、ホックがついているものが作られているのです。
同居のティリさんに聞いたところ、彼女も紐付きの物を愛用しているようです。
ミャンマー人でも若い世代はロンジーをうまく巻けない人もおり、紐・ホック付のものを使うことがあるのだとか。
外国人向けなのかな?と思っていたのでちょっと意外でした。
ダウンタウンの商業施設等では、外国人向けに販売されているロンジーもありますが、20,000~30,000Ks(1,600~2,500円位)と高価なものが多いです。
私のは近所の洋裁屋さんで7,500Ks(600円位)で購入し、そのままでは長すぎたため、別のお店で長さを整えて貰いました。(+1,500Ks)
地元の人が行くようなお店で買うと、少し手ごろな価格で手に入れられるのでおすすめです。
その他にも、とても綺麗な生地がたくさん売られているので、布だけ買ってクッションカバー等として日本で使うのも良いかもしれませんね!
ぜひミャンマー渡航記念に手に入れてみてはいかがでしょうか?(^^♪
ロンジーを着てみて思うこと
いかがでしたでしょうか?
今回ロンジーを着てみて、調べてみて、自分は日本の着物について全然知らないなと感じました。
着付けも一人じゃ綺麗にできませんし、柄の意味とかも知らない・・・。
せっかくの民族衣装なのにもったいないですよね。
成人を迎えた皆さんも、自分が着た振袖や袴について調べてみるのはいかがでしょうか?
「晴れの日の衣装」で終わらせず、そのバックグラウンドを知ることで、より素敵な日本男児・大和撫子になれる・・・かも(^^♪
本日も最後までご覧いただきありがとうございます。
明日もよろしくお願いします!
〇今日のミャンマー語〇
လုံချည် = ロンジー
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